ハイデルベルグ社の凸版印刷機は大きく分けて2種類。

「 シリンダー機 」と「 プラテン機 」があります。

 

 

プラテン機は、平圧式の印刷方法。

 

二つの平面を用いて印刷を行います。一方の面には版を固定し、もう一方の面に用紙を運びます。そして、二つの面を閉じて用紙を版に押し当てるように圧することで、インキや箔が素材に転写され、印刷が行われます。

 

プラテン機は様々な素材に対応しており、紙や布だけでなく、木材やプラスチックなどの素材にも印刷することができます。また、印刷のクオリティが高く、機械の耐久性にも優れているため、長年にわたって印刷業界で重宝されてきました。

  印刷の様子 ↓

 

 

 

■ シリンダー機は、円圧式の印刷方法。

 

ベッド(平らな面)に版をセットし、フィーダー(給紙台)から入った用紙がシリンダー(胴部分)を通ってデリバリー(排紙台)に用紙を送ります。シリンダーとベッドの間で、打抜きや箔押しが行われます。

 
※解体中の機械※

 

シリンダー機は高速で印刷加工を行うことができるため、印刷物の量産に向いてます。また、印刷物のサイズや素材に制限が少ないため、多種多様な印刷物を製造することができます。

 印刷の様子 ↓

 

 

 

■ シリンダー機の部位について

 部位の解説はこちらの記事をご覧ください!

ハイデルベルグ社 シリンダー機の部位について解説!(technical-s.jp)

 

 

いかがだったでしょうか?

簡単に言うと、ゴロンゴロン が シリンダー で
ぺったんぺったん が プラテン です。

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2023年5月12日